【名前】 メリッサ(レモンバーム)
【英名】 Melissa oil
【学名】 Melissa officinalis
【抽出部位】 花と葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 ブルガリア
メリッサオイルは別名レモンバームオイルとも呼ばれ多くの精油の中でも高価なものの一つですが、多岐に渡る有用な特性を持つため、アロマテラピーでは非常に重宝されます。
弊社のメリッサオイルはブルガリアの栽培採油を行っている農家から直接卸して頂いております。
現在では日本でもメリッサオイルが安価に販売されておりますが弊社のメリッサオイルはそういった安価に販売されているメリッサオイルとはまったく違い、比べていただくとその香りの強さや香りの濃度の違いに驚かれると思います
※メリッサオイルの香り
メリッサは葉の枯れた(乾いた)ような少しウッディーな香り、そしてとても強い甘いレモン調の香り、また他にも複雑な濃厚な香りがします。
時々、レモングラスやレモンマートルを軽くしたような淡い香りのメリッサオイルがありますがそれはおそらくRectifiedタイプとなります(香りの弱いレモングラスのような香り)高品質なメリッサは枯れ葉のような乾いた香りがしっかり全体を包み込み、そして非常に強い甘いレモンの香り、一滴でも非常な濃厚な香りが長続きします(メリッサオイルはシトラール40%-60%程度で、カリオフィレン18%、ゲルマクレン7%程度で構成されており、他にも多数の微量な成分で構成され複雑な香りを作り出しています)
※ Rectifiedタイプ、トゥルーメリッサなどの説明
メリッサオイル(レモンバーム)は1mlを採油するのに7キロもの原料が必要なため、大量生産ができずその需要を満たすためRectifiedタイプというものが作られます。これは採油した後の原料をさらに再処理し、そこからさらに再蒸留して作られたメリッサオイルとなります。これは一部の製造元が行っており海外ではRectifiedタイプとして販売されています(この再処理されたメリッサオイルは国際的にも認められた方法でして偽和などとは異なります)ただこのRectifiedタイプは最初に採油されるメリッサオイルに比べ格段に香りの質が落ちます。 また製造元によっては最初に採油したメリッサオイルとRectifiedタイプを混合配合し、製造元による独自のグレードとして販売されることがあります。Rectifiedタイプ自体は特にめずらしくなく、原料が最初に採油されるメリッサに比べ10分の1から20分の1ほどの価格となるため香料の原料として非常によく利用されます。
※最初に採油した混ぜものが無いタイプのオイルを日本では真正メリッサ、トゥルーメリッサなどと呼ぶことがあるようですが恐らく日本独自の呼び方と思われます。
上記の説明からも分かる通りメリッサオイルは採油時間を伸ばせば採油量を格段に伸ばせるオイルでもあります。ただそういった不必要に長く蒸留したものや、Rectifiedタイプを混ぜたものは上記でも説明しましたが、レモングラスやレモンマートルをもっと薄くしたような香りになりますのですぐに判別は可能だと思います。
弊社のメリッサオイルはブルガリアの生産者が行う独自の厳格な蒸留時間により蒸留管理されております。
レモン調の香りでは下記のようなオイルがありましてその成分の違いなどをこちらで簡単に説明しております。
レモングラス
レモンマートル
メリッサオイル(レモンバーム)
レモンティーツリー
【名前】 マンダリン(イエロー)
【英名】 Mandarin yellow
【学名】 Citrus deliciosa
【抽出部位】 果皮
【抽出方法】 冷圧搾法
【産地】 イタリア
こちらのマンダリン(イエロー)オイルはレッドタイプより色が若干黄色に近くなります。ただ色は採油時点での果物のマンダリンの色を基準としているためロットににもよりますが精油の色はかなり似た色となる場合があります。レッドタイプと比べてテルピンの値が低くなる傾向はありますが体感的には非常に近く初心者はお安いイエローをお試しください。
※ロット間で香りが少し変わる場合がありますので香りの説明は目安としてお考えください。
※マンダリンレッドがかなり高価なオイルとなりますので、大量に消費する方にはイエロータイプをお勧めします。
弊社のマンダリンオイルはレッドタイプ、イエロータイプも同じ製造元となっております。
(成分説明はレッドタイプの欄をご覧ください)
マンダリンはグリーン←レッド←イエローの順で取引価格が高くなります。香りもグリーンが最もトップのフレッシュな香りが強くなる傾向がありますがイエローとレッドはそれほど大きな香りの差はありませんのでこだわらない方はイエローをお試しください。
【名前】 マンダリン(レッド)
【英名】 Mandarin red
【学名】 Citrus deliciosa
【抽出部位】 果皮
【抽出方法】 冷圧搾法
【産地】 イタリア
こちらのマンダリン(レッド)オイルはイタリア産となりまして柑橘系の中でも安全な精油ですのでとてもお勧めです。ロットにより精油の色はイエロータイプとほとんど変わらない場合がありますがこれは採油時点でのマンダリンの色を基準としているためとなります。(精油は採油してからも色が変わります)イエロータイプよりテルピン系の香りがわずかに強くなります。
マンダリンなど柑橘系の精油には少し生臭いような香りがする物がありますが、これはメチルアントラニル酸メチルという成分が含まれるためでして、こちらのイタリア産マンダリンはこの成分が0.1~0.3%程度と非常に低くアミン類のような嫌な香りは持たず、高品質なマンダリンとなります。(この成分は少ない量でも香りに大きな影響がありジャスミンなどにも含まれる成分となります)
一般的なマンダリンの成分比率としてリモネンが70%~85%、γテルピネンが6%~16.5%程度となりますが、弊社のマンダリンはリモネンが70%~75%前後、γテルピネンが15%前後となりますのでオレンジと少し複雑な森林のような香りが合わさったような香りとなります。
(γテルピネンは森林のような香りがする成分となりリモネンは柑橘系のオレンジの香りがします)
※逆にリモネンが85%~90%など非常に値が高く、γテルピネンが3%~6%前後など低い値ですとかなりシンプルなオレンジの香りになります(この場合オレンジの精油と香りが非常に近くなるため見分けがつきにくいものもあります)
【名前】 マヌカ
【英名】 Manuka
【学名】 Leptospermum scoparium
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 ニュージーランド
※こちらは5mlからのご販売となるためご注意ください
マヌカはニュージーランドの原住民族が古くから親しんできた植物の一つです。一般の精油には含まれていないトリケトンを多く含み、ハニー調の糖臭がする精油となります。色は、淡い黄色~黄色褐色~褐色~赤褐色まで幅広く変わります。
【名前】 マジョラム・スイート
【英名】 Marjoram sweet
【学名】 Origanum marjorana
【抽出部位】 全草
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 エジプト
100ml/¥2420円
250ml/¥5400円
マジョラムはスパイシーで温かみのある木とハーブの香りが特徴です。他にも、スパニッシュマージョラム(学名Thymus mastichina、マージョラム・ワイルド とも呼ばれることがあります)。これは同じマジョラムと呼ばれることがありますが香、効能共に他のマジョラムとは違ったものとなります。マジョラムスイートの品質の見分け方はマジョラム特有の甘みが強く、より濃厚な香りのものが品質が高く、スッとしたカンファーの香りが強いものや、単純に香りが軽いものは品質が低くなります。
※250mlタイプはドロッパー栓が付属しないプラスチック容器での納品となります。
【名前】 ミルラ(ソマリア産)
【英名】 Myrrh
【学名】 Commophora myrrha
【抽出部位】 樹脂
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 ソマリア
弊社のミルラ(ソマリア産)は樹脂の選定段階から不純物があるものや 樹脂に濁りのあるものは取り除き、良質なミルラの樹脂からのみ採油しております。 そのため色は非常に透明度があり、採油段階では緑がかった淡い黄色しています。香りにつきましても混じり気がない最高品質のミルラとなります。
また粘度につきましてはほとんど無く、さらりとした精油となります。(ひのきオイルと同程度の粘度となります)
※色は保管中に少し色が濃くなる事がありますが非常に透明度の高い琥珀色となります。
ミルラは採油してから時間が経つにつれ粘度が出て、色が濃く暗くなり、特に空気に触れることで粘度が急激に増しますので保管には注意が必要です(空気に触れると凝固すると、ツンとした酸味のような香りが出ます)
ただミルラは時間が経つと香りが練られて強くなる傾向がありますので、新しいミルラは少し香りが軽く感じる場合があります。
精油は採油時間を長くすれば多くの精油が取り出すことはできますがやはり品質は落ちます。長い時間採油したものほど粘度は増し、重沸成分が多くなります。また精油は時間が経つにつれても香気成分が揮発し、粘度が高くなります。
※原則的に精油は粘度が低いほど高品質となります。粘度が高くなる事で品質が良くなる精油はほとんどありません。
※瓶の口にミルラが付着した状態で蓋を閉めますと樹脂が固まり蓋が開きにくくなりますので蓋を閉める際は必ず拭き取ってから閉めていただくようお願い致します。
※ミリリットルではなくグラムでのご販売となります。ミルラの比重は水とほとんど同じとなります。 (ミルラの比重は0.995-1.075前後となります)
ミルラ(没薬)は麝香(じゃこう)の香りを持った精油です。古代エジプト時代から防腐剤として利用されミイラの語源としても有名です。ミルラの産地はスーダン、ソマリア、エチオピア、、サウジアラビア、インド、ケニア産などがよく知られていいますが、中でもソマリア産とエチオピア産はミルラの産地としては最高級とされ高値で取引されています。
【名前】 マートル(モロッコ産)
【英名】 Myrtle
【学名】 Myrtus communis
【規格】 レッドタイプ
【抽出部位】 葉、蕾
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 モロッコ
※5mlからのご販売となりますのでご注意ください。
こちらは最高級のモロッコ産のマートルとなります。チェニジア産に比べ濃厚な甘い香りがします。
マートルは地中海全域で見られるフトモモ科の常緑樹で、その香りはハーブ調で甘みがあります。マートルには、1.8シネオールの含有率の高いタイプをマートル・シネオール(マートル・レッド)と呼び、酢酸ミルテニルの含有率の高いタイプをマートル・ミルテニルアセテート(マートル・グリーン)と呼びます弊社のマートルはマートル・シネオール(マートル・レッド)タイプとなり精油の色は赤みを帯びています。
※マートルレッドは単純に甘い香りとスッとした香りが強いものが高品質となります。低品質なものは甘い香り自体が弱く、ハーブのようなグリーン調の香りが強くなります。
【名前】 マートル(チェニジア産)
【英名】 Myrtle
【学名】 Myrtus communis
【規格】 レッドタイプ
【抽出部位】 葉、蕾
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 チェニジア
※価格が高騰し、モロッコ産と価格差が少なくなりましたので現在はご販売を見合わせております。
※5mlからのご販売となりますのでご注意ください。
こちらのチェニジア産のマートルレッドはモロッコ産にはわずかに劣りますが非常に濃厚な香りがする高品質なマートルとなります。以前はモロッコ産のみのご販売でしたが、品質が良くお値段もお安いためご販売を開始いたしました。
※体感的にもモロッコ産との違いはありますがかなりモロッコ産にも近く、お求めやすいお値段のためこだわりが無い方はチェニジア産をお試しください。
【名前】 ネロリ
【英名】 Neroli
【学名】 Citrus aurantium
【抽出部位】 オレンジの花
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 フランス
※申し訳ございません。完売しました。現在新たな仕入先を検討中でございまして、申し訳ありませんが次回入荷日をお問い合わせいただきましてもお答えできません。
ネロリは開花したばかりのビターオレンジの花からしか採油されないため、とても高価な精油の一つでもあります。しかし、その柑橘系の爽やかさとフローラルという点では数ある精油の中でもっとも甘美な精油です。
ネロリの内容量に関しましてネロリの比重は摂氏20°Cの状況下で0.87-0.90の間となっております。(0.90gが1mlとなります。)ネロリは大変高価なオイルとなりできる限り厳密に入れさせていただくため専用の天秤を使い重量にて製造させていただいております。3mlの場合ですと3×0.90g=2.70gとなりますが弊社では2.75g(約3.05ml)以上、10mlタイプは9.5g以上、30mlタイプは28g以上に製造させていただいております。
3mlタイプは1mlあたり473円(2.70g)
10mlタイプは1mlあたり398円(9.0g)
30mlタイプは1mlあたり327円(27.0g)
【名前】 ニアウリ(シネオールタイプ)
【英名】 Niaouli
【学名】 Melaleuca viridiflora
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 ニューカレドニア
ニアウリはニューカレドニアでは疲れた時や鼻の調子を整える時など原住民の間でもとても重宝されているオイルです。今では観光客へのお土産などにとても人気があるオイルです。その香りは透き通るような甘さがあり、また殺菌作用にもとても優れていると言われています。古くはヨーロッパでアロマテラピーとして使われてきました。
※ニアウリはケモノタイプとなりますので産地によって内容成分が大きく異なる事があります。ニアウリは一般的にシネオールタイプとネロリドールタイプがありまして当店のニアウリはシネオールタイプとなります。
ただシネオールタイプといいましてもローズマリーと同じくシネオール比率が高すぎるとユーカリグローブルスなどと成分がほとんど変わらなくなってしまい香りも単調なシネオールの香りとなってしまいます。ニアウリはユーカリやローズマリーなどにはないニアウリ独特な香りがあります。
【名前】 ナツメグ
【英名】 Nutmeg
【学名】 Myristica fragrans
【抽出部位】 種
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 インドネシア
※5mlからのご販売となりますのでご注意ください。
ナツメグの熱帯に生育する植物で、古くから香辛料の材料としても使われてきました。ナツメグから採油される精油はとてもスッキリとしたスパイシーな香りが楽しめます。インドネシア産のナツメグは品質も良くお薦めとなります。刺激が強い精油でもありますので濃度などは低くし、少量ずつお使いください。採油効率は10%程度と比較的良い方ですが、市場価格は高めです。品質の見分け方はミドル以降の香りがより濃厚でしっかりしているものが良いものとなります。
【名前】 オークモス・アブソリュート
【英名】 Oakmoss absolute
【学名】 Evernia prunastri
【抽出部位】 全草
【抽出方法】 溶剤抽出法
【産地】 ユーゴスラビア
オークモスはツノマタゴケというコケから採油される精油で、その香りは海や海草を思い出させるような暖かい香りが楽しめます。最高級のユーゴスラビア産となります。現在売り切れ中です。
【名前】 オポポナックス
【英名】 Opoponax
【学名】 Commiphora erythraea
【抽出部位】 樹脂
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 ケニア
もともと、(オポポナックス)オポパナックスはセリ科であるOpopanax chironiumの分泌液(茎を傷つけたりすると滲み出てくる液)をエタノールで抽出しそのエタノールを留去して作られていましたが、現在ではカンラン科であるCommiphora erythraeaから採油されます。 別名スイートミルラとも呼ばれ、甘くアンバー調でバルサム様の香りが楽しめます。ミルラ同様空気に長い時間さらすと凝固し始めますので保存にはご注意ください。 長期保存する場合は傾けたりせず冷蔵庫など涼しい場所で保存してください。また長期保存の場合蓋から精油が染み出てくる場合がありますのでどうぞご注意ください。
【名前】 オレンジ・スイート(ポルトガル産)
【英名】 Orange sweet
【学名】 Citrus sinensis
【抽出部位】 果皮
【抽出方法】 冷圧搾法
【産地】 ポルトガル
ご販売を一旦終了いたしました。米ドルなどの高騰により現在オーストラリア産と価格が変わらなくなったため、ポルトガル産のオレンジはご販売を現在行っておりません。お問い合わせいただきましても入荷日などはお知らせできません。
。他の精油の瓶の形状と少し異なりますが日本製遮光瓶となりドロッパー栓も付属しております(フレグランスオイルと同じ瓶となります)
こちらのオレンジスイートはポルトガル産となっており、特にフレッシュな香りが強く、甘いスイートオレンジとなります。オーストラリア産の原材料が年々上がっており、品質も近く価格的に有利なポルトガル産のご販売を開始いたしました。
特徴として
オーストラリア産はポルトガル産と比べるとトップ以降のオレンジ特有の深い甘い香りがわずかに強く感じ取れますが、ポルトガル産はトップがフレッシュで柑橘系の爽やかさが特に目立ちます。高品質なポルトガル産オレンジを丁寧に圧搾して採油しておりオーストラリア産と遜色が無い甘みもあり高品質なグレードとなっております。
※現在のロットではオーストラリア産とポルトガル産で大きな差は無く中々見分けるのも難しくなっています、業務用など大量にご使用の場合はポルトガル産をお試しください(ポルトガル産も弊社の選定のもとご販売しております)
下記の250mlタイプはドロッパー栓は付属しておらずHDPEプラスチック容器での納品となりますのでご注意ください。
【名前】 オレンジ・スイート(オーストラリア産)
【英名】 Orange sweet
【学名】 Citrus sinensis
【抽出部位】 果皮
【抽出方法】 冷圧搾法
【産地】 オーストラリア
※オレンジスイートにつきまして複数本ご購入するお客様が多いため容量の多い40mlタイプと118mlタイプの瓶となっており容量が他とは異なります。他の精油の瓶の形状と少し異なりますが日本製遮光瓶となりドロッパー栓も付属しております(フレグランスオイルと同じ瓶となります)
こちらのオレンジスイートは最高品質のオーストラリア産となります。 弊社のオーストラリア産は特に甘みが強くオレンジスイートとしては最高グレードとなります。年々原材料費も上がっておりますが品質が良いオーストラリア産にこだわって仕入れご販売しております。
※アメリカ産などのオレンジと比べ特に甘い香りが強くポルトガル産同様アルデヒド含有量が非常に高いタイプとなります。
下記の250mlタイプはドロッパー栓は付属しておらずHDPEプラスチック容器での納品となりますのでご注意ください。
【名前】 オレンジ・ブラッド
【英名】 Orange Blood
【学名】 Citrus sinensis
【抽出部位】 果皮
【抽出方法】 圧搾法
【産地】 イタリア
118ml/¥1220円
250ml/¥2240円
※オレンジブラッドにつきまして複数本ご購入するお客様が多いため容量の多い40mlタイプと118mlタイプの瓶となっており容量が他とは異なります。他の精油の瓶の形状と少し異なりますが日本製遮光瓶となりドロッパー栓も付属しております(フレグランスオイルと同じ瓶となります)
ブラッドオレンジとはイタリアでよく見かける果肉の赤いオレンジです。スイートと比べるとフレッシュな香りが強く、濃厚さがあります。色も赤みが強いものとなります。。当店おオレンジブラッドは香りも強くとてもフレッシュな香りがします。柑橘系のオイルは特に製造元によって差がありますので一度お試しください。
※250mlタイプはドロッパー栓は付属しておらずHDPEプラスチック容器での納品となりますのでご注意ください。
【名前】 オレンジ・ビター
【英名】 Orange bitter
【学名】 Citrus aurantifolia
【抽出部位】 果皮
【抽出方法】 圧搾法
【産地】 ブラジル
柑橘系の代表的な甘みの強い香りがする精油です。刺激の強いビターや一般的なスイートがあります。(こちらはビターとなります) ビターの特徴としてスイートと比べるとかなり苦味がある香りとなります。
【名前】 オレガノ
【英名】 Oregano
【学名】 Origanum vulgare
【抽出部位】 全草
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【規格】 carvacrol 80%
【産地】 トルコ
オレガノは古くから薬用ハーブとしても有名で、その独特のスパイシーな香りは今ではイタリア料理などに良く使われています。オレガノにはカルバクロール(carvacrol)という殺菌、鎮静作用に優れた成分を含んでおりますが、弊社のご販売しているオレガノはカバクロール(carvacrol)が80%以上と製造元から保障を頂いております。
【名前】 パルマローザ
【英名】 Palmarosa
【学名】 Cymbopogon martini
【抽出部位】 全草
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 インド
パルマローザはインドが原産のレモングラスやシトロネラと同じでイネ科の植物です。ほのかに甘くフローラルな香りは女性にとても人気があります。品質の良いパルマローザは香りが非常に濃厚で特にミドル以降にも強い甘い香りがします。
※パルマローザはイネ科などの精油の中でも生産者によって最も品質に差がでるオイルの一つです。価格は少しお高いですが、当店のパルマローザは濃厚で強い芳香がしまして自信を持っておすすめできますのでよろしければ一度お試しください。
【名前】 パチュリ
【英名】 Patchouli
【学名】 Pogostemon patchouli
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 インドネシア
【規格】パチュリアルコール32%以上保証
100ml/¥1380円
250ml/¥2980円
こちらのパチュリは製造元からパチュリアルコール類32%以上保証していただいております。インドネシアで栽培、製造を一貫して行っている製造元からの直輸入により価格が大変お安くなっております。お安いですが品質は非常によく濃厚でとても強い香りが楽しめます。
パチュリは一メートル近くなる一年草から採油される精油で、甘く濃厚なオリエンタルな香りはとても人気があります。
※250mlタイプはプラスチック容器となりましてドロッパー栓などは付属していません。
【名前】 ペパーミント(インド産)
【英名】 Peppermint
【学名】 Mentha piperita
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 インド
100ml/¥1280円
250ml/¥2880円
※2021年10月12より製造元が変更となりました。以前より体感でわかるほどピペリタ(piperita)特有の甘い香りが強くなり、よりハーブ調の複雑な香りがします。インド産ではありますが、現在のこちらのペパーミントはアメリカ産(ヤキマ産)と体感的にも香りが非常に近く、インド産の最高グレードとなります。
※以前と比べ、現在のペパーミントは価格が大きく上がりましたが国産、アメリカ産とほぼ同等の香りのグレードとなります。仕入れ価格は高価ですが、品質が高いため仕入れを決定いたしました。業務用で大量にご使用したいお客様にも大変おすすめです。
体感的な香りの差についてのご説明
※250mlタイプ、1000mlタイプはプラスチック容器となりましてドロッパー栓などは付属しませんのでご注意ください。
【名前】 ペパーミント(ヤキマ産)
【英名】 Peppermint
【学名】 Mentha piperita
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 アメリカ
アメリカ(ヤキマ)産はインド産に比べハーブ調の香りが強く、とても甘みが強い複雑な香りがします。 ペパーミントは数百種類の成分から構成されており、その成分の違いにより香りの質が決定されます。(構成比率が産地により異なります)
成分表などのメントール、メントン、シネオールなどの代表的な成分比率が似ていても産地や製造元により香りがまったく違う場合があるのは上記の検査できない成分が香りに影響しているためとなります。
※アメリカ産のペパーミントは世界的に見ても非常に高品質となります。弊社も品質の良さからアメリカ産にこだわって仕入れております。
五大湖近辺で産出されているものをミッドウェスト(Midwest)と呼び、北部太平洋側で生産されものにはヤキマ(yakima)産、ウィラメッテ(willamette)産、マドラス(madras)産など、その生産地の地名が付きます。アメリカ産のペパーミントはその生産地により香りに特徴があると言われています。
製造元から発行された成分表
【名前】 プチグレン
【英名】 Petitgrain
【学名】 Citrus aurantium
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 パラグアイ
プチグレンはオレンジの葉や枝から抽出される精油で樹木系のとてもオリエンタルな香りが楽しめます。こちらのプチグレンは樹木の香りがとても強く濃厚で大変高品質なパラグアイ産のプチグレンとなります。低品質なプチグレンは樹木の香りが極端に軽かったりなどがあるので注意が必要です。
【名前】 プチグレン(オリジナル)
【英名】 Petitgrain
【学名】 Citrus aurantium
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 パラグアイ
こちらはのプチグレンもパラグアイ産となりますが、通常のプチグレンより濃厚な樹木の香りが弱く、全体的に香りが少し軽くなっております。通常香りの軽いプチグレンほど品質が低く価格も下がりますが、その分フローラル調な香りが目立ち、ネロリを思わせるような香りがより楽しめます。
一般的な品質はプチグレンの濃厚あ樹木の香りが強い物は高品質とされるのですが、よりネロリ調の香りを楽しみたい方はこちらの方がおすすめです。(それほど大きな違いはありません)
※こちらは5mlからお試し頂けます。
※ファインタイプと製造元は同じとなります。
※見分けるためにオリジナルと記載がありますが弊社が製造しているわけではありません。
※香りとしてはそれほど大きな違いはなく、お値段も同じですのでどちらを購入頂いても問題ありません。
【名前】 パイン・スコッチ
【英名】 Pine scotch
【学名】 Pinus sylvestris
【抽出部位】 針葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 ブルガリア
こちらはブルガリア産のパイン(マツ)となりまして針葉樹から抽出されたスコッチタイプとなります。香りの似たオイルにファーニードルがありましてこちらはパインスコッチに比べ比較的お安くなっております
【名前】 ラベンサラ
【英名】 Ravensara
【学名】 Ravensara aromatica
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 マダガスカル
ラベンサラには同じ学名、同じ名前を持つ植物が複数種類ありますのでご購入の際はご注意ください。当店がご販売しているラベンサラは学名がRavensara aromaticaとなり、サビネン、リモネン、ピネン、デルタ-3-カレン、ゲルマクレンD、フェランドレンフェランドレン、ミルセン、カリオフィレン、テルピネン、リナロール、テルピネン-4-オールなどのテルペン系炭化水素、テルペン系アルコールを主成分に持つタイプとなります。香りはアニスに似た少しスパイシーで甘い香りが特徴です。(オイゲノールは1%以下)
ラベンサラの種類の詳しい説明
【名前】 ロザリナ
【英名】 Rosalina
【学名】 Melaleuca ericifolia
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 オーストラリア
大変申し訳ございません現在ご販売をお休みしております。
オーストラリアが原産のロザリナはラベンダーティートリーとも呼ばれ、リナロールおよび1.8シネオールを多量に含むことからアロマテラピーにとても人気があります。
【名前】 ローズアブソリュート
【英名】 Rose absolute
【学名】 Rosa damascena
【抽出部位】 花
【抽出方法】 溶剤抽出法
【産地】 ブルガリア
【特記事項】10ml以上はお値引き対象外
※ブルガリア産のローズオイルは品質が高く高価ですがローズを栽培者している方から直接大量に購入し価格を抑えております。
※当店のお値引き規定により、単品で4500円以上の商品はお値引き対象外となっております。10mlタイプと30mlタイプはお値引き対象外となりますので何卒ご注意ください。(10mlタイプと30mlタイプを含めて1万円以上お買い上げいただいてもお値引きは発生いたしません)
ローズアブソリュートオイル成分表
ローズアブソリュートの内容量に関しまして、弊社のローズアブソリュートの比重は摂氏20°Cの状況下で0.972となっております。(0.972gが1mlとなります。)ローズは大変高価なオイルとなりできる限り厳密に入れさせていただくため専用の天秤を使い重量にて製造させていただいております。3mlの場合ですと3×0.972g=2.916gとなりますが弊社では2.92g以上になるよう入れさせていただいております。
※ローズアブソリュートはフェニルエチルアルコールという成分が通常50%~70%程度含まれており低温でも凝固しません(ローズオットーは低温で凝固します)
3mlタイプは1mlあたり560円(2.916g)
10mlタイプは1mlあたり504円(9.72g)
30mlタイプは1mlあたり473円(29.16g)
【名前】 ローズアブソリュート
【英名】 Rose absolute
【学名】 Rosa damascena
【抽出部位】 花
【抽出方法】 溶剤抽出法
【産地】 モロッコ
【特記事項】30mlタイプはお値引き対象外
※モロッコ産の原価が高騰しておりまして、現在はご販売をお休みしております。
モロッコはローズの産地としても良く知られ、品質的にもブルガリア産に劣るという事はなく、お手頃な価格で流通しているためとても人気があります。弊社のモロッコ産ローズアブソリュートは体感的にもブルガリア産ローズに非常に近く初めての方にもお勧めしております。
ローズアブソリュートの内容量に関しまして、弊社のローズアブソリュートの比重は摂氏20°Cの状況下で0.95となっております。(0.95gが1mlとなります。)ローズは大変高価なオイルとなりできる限り厳密に入れさせていただくため専用の天秤を使い重量にて製造させていただいております。3mlの場合ですと3×0.95g=2.85gとなりますが弊社では2.95g(約3.10ml)以上になるよう入れさせていただいております。
※ローズアブソリュートはフェニルエチルアルコールという成分が通常50%~70%程度含まれており低温でも凝固しません(ローズオットーは低温で凝固します)
3mlタイプは1mlあたり430円(2.95g)
10mlタイプは1mlあたり378円(9.83g)
30mlタイプは1mlあたり326円(29.5g)
【名前】 ローズオットー
【英名】 Rose otto
【学名】 Rosa damascena
【抽出部位】 花
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 ブルガリア産
【特記事項】10ml以上はお値引き対象外
10ml/¥12800円
30ml/¥35800円
ご注意
ローズオットーは10ml以上のタイプはお値引き対象外となります。(こちらの商品を含めて1万円以上お買い上げいただいてもお値引きは発生いたしません)
ローズオットーは高価なオイルため全ての容量タイプにつきましては通常のドロッパー栓付きの遮光瓶ではなく、ドロッパー栓が付属しない遮光瓶により納品させていただきます。またその際、使い捨てのスポイト(低密度ポリエチレン)をお付けさせていただきます。
ローズオットーはRose damascenaから水蒸気蒸留法により採油される大変高価なオイルとなります。トルコ産やモロッコ産の方が流通量は多いですが、ブルガリア産は品質的に最高とされています。またこちらのローズオットーはローズアブソリュートと生産者が同じとなりまして、栽培から抽出まで一貫して行っている生産者から直接買い付けています。
ローズオットーの内容量に関しまして、弊社のローズオットーの比重は摂氏20°Cの状況下で0.852となっております。(0.852gが1mlとなりますが
弊社では0.880gを1mlとさせていただいております)ローズは大変高価なオイルとなりできる限り厳密に入れさせていただくためJIS規格適合の日本製の高精度電子天びんを使い重量にて製造させていただいております。3mlの場合ですと3×0.88g=2.64gとなりますが弊社では2.65g(約3.01ml)以上になるよう入れさせていただいております。
3mlタイプは1mlあたり1393円(2.65g)
10mlタイプは1mlあたり1280円(8.83g)
30mlタイプは1mlあたり1193円(26.49g)
こちらは製造元から頂いたガスクロマトグラフィー検査による成分分析となります。主な成分は以下にも記載させていただいております。
Specific gravity (比重) 0.852
Refractive index (屈折率) 1.459
凝固点 16.0度 - 23.5度
Citronellol 29.88%
Geraniol 18.67%
Nerol 10.17%
Phenylethyl alcohol 1.34%
Heptadecane (C17) 1.68%
Nonadecane (C19) 12.43%(ノナデカン)
Nonadecene (C19) 3.85%(ノナデセン)
Heneicosane (C21 )5.53%
【名前】 ローズウッドオリジナル(アメリカ産)
【英名】 Rosewood original
【学名】
【抽出部位】 木部、葉、枝
【抽出方法】
【製造地】 アメリカ
商品名にローズウッドとありますがこちらはローズウッドの精油ではありません。原材料にローズウッドの木は一切使われておりません。詳しくはフランス産の方の説明欄をご覧ください。
ご注意
初めてのお客様はローズウッドオリジナル(フランス産)をご購入ください。以前までご販売しておりましたローズウッドとローズウッドオリジナル(フランス産)の製造元は同じとなりまして香りもまったく同じとなります。
フランス産よりウッディーさが控えめですが全体的にフルーティに仕上がっています。ルーム用から手作り石鹸の材料まで幅広くお使い頂けます。成分構成もほとんど同じですので効果効能なども似ています。特にこの繊細な香りはフレグランスオイルでは表現できないのでよろしければ一度お試しください。
※ローズウッドオリジナルのご説明はフランス産の方をご覧ください。内容のご説明はまったく同じとなります。フランス産とアメリカ産は製造元が異なります。
【名前】 ローズウッドオリジナル(フランス産)
【英名】 Rosewood original
【学名】
【抽出部位】 木部、葉、枝
【抽出方法】
【製造地】 フランス
商品名にローズウッドとありますがこちらはローズウッドの精油ではありません。原材料にローズウッドの木は一切使われておりません。詳しくは下記をご覧ください。
アメリカ産とフランス産の違いにつきまして
双方の香りは似ていますが体感的に分かる違いがあります。フランス産は過去ご販売していたローズウッドとまったく同じ香りとなります。アメリカ産はフランス産より若干香りが軽く、ウッディーさよりも
フルーティーさが目立ちます。天然のローズウッドと成分的にもほとんど同じですが、天然のローズウッドも製造元やロットによって若干の香りの違いがあるようにこちらも天然成分のブレンドとなりますので製造元により香りに違いがあります。少し価格は高いですがアロマテラピー用でしたらぜひフランス産をお試しください。
こちらは水蒸気蒸留法で採油された複数の精油と天然単離化合物をブレンドして組み合わせて作られた新しい模倣ローズウッドブレンドエッセンシャルオイルとなります(海外では現在すでに純粋なローズウッドオイルは販売されておらず、ローズウッドオイルといえばこちらのオイルを指します。ほとんどの製造元でローズウッドブレンドという名前が使われ販売されています。)
今までローズウッドオイルを製造していたメーカーが絶滅危惧種(レッドリスト)となったローズウッドの代わりに非常に似た香りを持っている植物から水蒸気蒸留法で香りを取り出し、成分をよりローズウッドに近づけるため、自然の植物から取り出した天然単離化合物を加え、独自調合して作ったローズウッド精油となります。以前は本物のローズウッドも加えられていましたが、加えなくても香りにほとんど違いが出ない事とローズウッドの保護の観点からも現在は一切含まれておらず全ての原材料が100%リサイクル可能な植物によってのみ構成されています。
その組成は、ほとんどすべての点で天然ローズウッドオイルを模倣しており、非常に魅力的な複雑で甘く、フローラルで繊細な香りがあります。また原料は100%再生可能(持続可能)な植物の原材料のみを使用し、自然に優しくCITESリストに掲載されないオイルとなります。
ローズウッドの原材料の輸出入規制後、様々な国やメーカーでローズウッドの代替品の研究が盛んに行われ、現在では天然のローズウッドオイルと見分けがつかないエッセンシャルオイルが作られました。フランス産、アメリカ産共に多くの経験豊富な調香師によって承認され、賞賛されています。
香りや成分的に天然のローズウッドとほとんど区別できず、物理的に実験室などのテストによってのみ見分ける事が可能となります。
※天然単離化合物とは植物などから化合物を分離した成分となり100%天然で合成物は一切含まれておりません(ラベンダー40/42と同様の製造方法となります)
ローズウッドオイルはCITESリストに掲載され輸出入が厳しく制限されております。一部の国(ペルーなど)で栽培されたものなどの流通はありますが非常に少なく現在ではほとんど見かけません。
海外ではこちらの模倣ローズウッドはすでに市場でも高い評価を得ており、そして幅広く認知され香料業界を含め天然のローズウッドから急速に置き換わりました(天然のローズウッドとほとんど香りに違いが無いためこの模倣ローズウッドがローズウッドオイルとして流通しています)
ローズウッドブレンドは各メーカが調合内容や原材料を秘匿しているため弊社にもその処方は一切明かされません。
フレグランスオイルとは異なり100%天然成分のみで作られ、エッセンシャルオイルと組成的にも同じとなります。
上記の説明はアメリカ産、フランス産共に同様となります。
【名前】 ローズマリー(シネオールタイプ)
【英名】 Rosemary
【学名】 Rosmarinus officinalis
【抽出部位】 葉
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
【産地】 モロッコ
こちらのローズマリーはシネオールタイプとなりまして強いシネオールの香りが楽しめます、またピネン類なども多量に含まれており針葉樹の複雑な香りがします。
日本では高濃度のシネオールが含まれているものがより良いと評価されている場合がありますが、あまりに高いシネオールタイプのものは相対的に他の成分量が少くなるため、香りが単調になりやすく海外では低評価となります。ローズマリーは強いシネオールの香りの中にも森林を思わせるようなハーブ調の複雑な香りがするものが高品質となります。
ローズマリーは産地によって成分が大きく変わりますが概ね1.8シネオールの成分が35%-40%を超える物をシネオールタイプと呼びます。成分比率としては1.8シネオール(16%~60%)、αピネン(10%~26%)、βピネン(2%~12%)、カンフェン、リモネン、カンファーなどで構成されており、1.8シネオールとカンファーは樟脳臭がありスーとした香り、αピネンはマツ、スギ、ヒノキなど針葉樹にも含まれる森林のような木の香りがします。ピネン類などの保有量により、シンプルな樟脳の香りの物から、森林のような針葉樹の香りが強く出ているものまであります。
※よくご質問を頂きますがローズマリーとユーカリグロブルスは成分構成が似ておりまして香りも似ています。ユーカリグロブルスはその成分の80%以上が1.8シネオールですのでスーッとしたシンプルな樟脳の香りを楽しみたい方はお値段もお安いユーカリをご購入ください