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当店でご販売している精油の中にはグレードが異なるものや、同じ精油でも産地の異なるものが存在します。お客様からどの程度香りが違うのかなどお問い合わせを良く頂くため下記のようにわかりやすい基準を設けさせて頂きました。

テスト方法

「体感的」にとは、専門スタッフが同容量、同型の瓶に精油を入れ20度前後の室温の状態で香りの差など複数回の入念に芳香テストを行った結果となります。またテストは目隠し試験方式で、先入観が入らないようにラベルは伏せて違いをテストしています。


@二種類の精油を並べて、交互に匂いを試す方式
(香りの記憶をリセットするためにこの方式を何日かあけて4回程度の試験)




A 体感できる香りの差は無い
@番の方式を2週間ほどかけて、4回以上テストを行い見分けが付かなければ「同じ香り」と評価されます。

例、
ユーカリグローブルス(インド産)とユーカリグローブルス(オーストラリア差)
ペパーミント(インド産)とペパーミント(ヤキマ産)(ただし製造元による、2021年より以前のペパーミントオイルインド産は誰にでも分かる程度の違いがありましたのでDとなります)


B  ほとんど同じ香り(ロット間の差)
Bはほとんどの方がお試し頂くと「同じ香り」と評価する差となります。専門スタッフでも一度、二度程度では判断できない場合が多く、何度もテストして「僅かに違いがある」と評価できる差となります。こちらのBに関しましては同じ香りと評価しても良い範囲となります、異なる言い方で「ロット間の差」とも言えます、例えばラベンダー、ローズなど同じ土壌、同じ生産者が製造した精油を毎年仕入れておりますが、毎年わずかに香りに差が出る場合がありますがその範囲の差となります。差はあっても優劣の差でないことが多く、当店でも特段ご説明欄で記載しません。

例、
オレンジスイートオイル(オーストラリア産)とオレンジスイートオイル(ポルトガル産)(ほとんど違いがなく限りなくAに近い)


C 体感できる差はあるが僅かな差
専門スタッフが概ね一度で違いが分かる差となります。お客様からは「ほとんど同じ香り」「違いが分かりにくい」と評価されますが、ただ販売店が仕入れを行う際には仕入れの有無が変わる程度の差となります。このCの段階から当店では優劣の差と評価します。ただ石鹸などの香り付けに使ったり、デフューザーで拡散させると違いはまったく分からなくなります。あくまで原液段階で違いが分かるとお考えください。Cもロット間の差と表現される場合があります。パルマローザなど毎年香りがわずかに差がでるオイルがこちらに入ると思います。

例、
タイムオイル(インド産)とタイムオイル(スペイン産)(かなり微量な差、Bに近い)

ジンジャー(中国産)とジンジャー(フランス産)
パルマローザなどのロット間での差



D ほとんどの人に体感できる差はある

比較的誰でも違いがあるのが分かるが、こだわりの無い方には「似たような香り」と評価されてしまう場合がある。このくらいから消費者の方からも良い、悪いと評価される。ただし石鹸などの香り付けに使ったり、デフューザーで拡散させるとやはり違いは分からない場合があります。

例、
アニススターとアニスシード
ディルオイルとディルシードオイル
ベルガモット(FCF)とベルガモット(FCFでないタイプ)(香りの強さに差があり、香りそのものには違いはほとんど無い)
イランイランVとカナンガオイル(D〜E、香りは似ているがカナンガは香りが弱いためEに近い)
マートル(モロッコ産)とマートル(チェニジア産)(現在はチェニジア産はご販売をお休みしています)


E 比較的近い香り〜かなり異なる香り。
似ているがかなり異なる差がある。石鹸の材料やディフューザーに使っていただいても香り違いが分かる場合が多い。

例、フランキンセンス(コマーシャルグレード)とフランキンセンス(ファインタイプ)
例、ラベンダー40/42とラベンダー(ファインタイプ、ブルガリア産)







A〜Eと大きく5段階に区分させて頂きましたが、Cに入っている精油でもCとDの間の場合があります。あくまで目安とお考えください。
またあまり知られておりませんが、他にもカモミールローマンなどは時間が経つと香りが落ち着き甘い芳香が強くなる精油もあります。これはラベンダーなどの花の精油にはよくある現象で採油したての精油は香りが若く
、時間が経つにつれ甘い香りが段々強くなる場合があります。ラベンダーなどは採油から6ヶ月〜9ヶ月くらい後が最も良い香りになると説明している製造元もいらっしゃいます。

それ以外にも精油は色の変化もあり、採油したてのカモミールローマンは透明な青い色をしていますが、時間が経つと色は黄色に変化します。柑橘系は色が薄くなったりなどもあります。










弊社の精油の品質と輸入基準について
弊社では海外の栽培から採油を一貫して行う生産者から長い時間をかけ独自ルートを築き、輸入販売しております。精油やフレグランスオイルには生産者以外にも多数の卸専門会社がありますが、一部の精油を除き、直接生産者から買い付ける事によって高品質、低価格を実現しております。

生産者には100年以上精油を製造している歴史あるファーム(農場)もあれば、比較的会社自体が若く、ここ20年で参入した生産者もいます。弊社では大手から家族経営規模の生産者まで幅広くサンプルを取り寄せ、日々精油の品質検討を行っております。

ただ大手製造ファーム(農場)であっても完全な成分表が存在するのはごく僅かとなります。ほとんどの場合は主要な数種類の成分のみ検査を行っていたり、一部の成分保証のみを行っているファーム、5人規模のファームであれば成分検査は数年に一度でロット毎の成分表が無いファームなど様々です(同じ農場であれば、毎年の成分はかなり似た内容となります)

精油は多いもので100種類近くの成分で構成されている場合があり、成分検査はその一つ一つの成分を検査するためにそれぞれ異なった試薬が必要になります。試薬は種類によっては一種類1万円〜100万円以上するものもあり、5種類の成分を検査すると50万円以上かかることもあります。小規模ファームではこういった検査費用負担が中々捻出できないのですが、こういった家族経営などの小規模ファームでも大変品質の良い精油は沢山あり弊社ではそういった精油を独自に品質判断して輸入販売を行っています。


取引開始の際はもちろんですが、ロット毎で色、粘度、芳香試験を専門
フタッフによって行っており、ご購入されるお客様には安心してお使いできる精油のみをご提供でいるよう努めております。












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